エアコンを使おうと思いつけてみるとエアコンから冷たい風や暖かい風が出ないということがあると思います。
「エアコンが故障したのかな?」
「買い替えの時期かな?」
と、不安になる方も多いでしょう。
しかし、多くの場合はガスが不足している状態になっているので、ガスを補充すれば普通に使えるようになります。
この記事ではガスが漏れているときの対処法、チャージするタイミングや時期、費用などを解説します。
冷媒ガスが漏れていないかのチェック方法
エアコンの効きが悪い時は
「ガスが漏れている」
「ガスが空っぽになっている」
という状態になっている可能性が高いです。
この場合はガスを補充しなくてはいけません。
では、冷媒ガスの補充が必要になるのはどのタイミングなのでしょうか?
冷媒ガスをチャージすべき目安
エアコンの使用目安は8年となっております。
しかし、これはメーカーによる目安です。
実際には15年〜20年使っている方がおおいので、寿命は15年〜20年になります。
取り付け工事に問題がなければ20年使っても例え30年使ったとしても冷媒ガスを補充する必要はありません。
冷媒ガスは循環して使っているのでその間に冷媒ガスを通す配管に問題がなければ使い続けることは可能です。
真空状態でガスを移動させているのでガスが劣化するという心配もありません。
では、どんな時にガス補充が必要になるかというと下記のような原因があげられます。
・配管の接続部分がきっちり締まっておらずガス漏れ(施工不良)
・配管の経年劣化、亀裂
・エアコンの故障
・室外機や室内機を無理に動かして接続部からガス漏れ
・真空引きがきっちりできていない。(施工不良)
このような問題があるとガス漏れを起こしガス補充が必要になります。
これらの判断は素人では厳しいので業者の方に判断してもらうようにしましょう。
素人でもできるガス漏れチェック方法!
室外機に霜がついていないかチェック
エアコンの冷房を15分以上稼働させてください。
冬であれば冷房はつきません。
そんな時は説明書を見ながら強制冷房をかけてください。
この時に、室外機の配管の接続部分に霜がついていればガス漏れをしています。
なぜ霜がつくのか?
ガスが抜けていれば本来真空状態で冷媒ガスが通っているところに空気が入ります。
その空気が冷媒ガスによって凍らされるので霜がつくと言うことになります。
ガス漏れ検知器でチェック
冷媒ガス漏れチェックは市販の「検知液」で調べることもできます。
配管の接続部などガス漏れが起こりそうなところに検知液を吹きかけます。
もし液を吹きかけたところから泡が出ればそこからガスが漏れているということになります。
しかし、検知液を使っても漏れている量までは把握できません。
ガス漏れがわかったら業者に依頼し、修理を依頼してください。
他のサイトでDIYでガス補充する方法などを記載してある記事もありますがご自身でやるには高度な技術に加え、必要な工具も多くとてもDIY向けとは言えません。
全て揃えてガスを補充すると5万円以上はしてきますので必ず業者に依頼してください。
ガスを補充したのに直らない?
エアコンのガスを補充してもエアコンが直らない場合もあります。
その場合に考えられる原因は以下の通りです。
・室外機が直射日光にあたっている
・室外機のファンが汚れている
・室外機周辺に障害物がある
・フィルターが汚れている
ファンやフィルターが汚れている場合掃除をすると改善されます。
原因はゴミが塞がって温度調節がうまく機能しない場合が考えられます。
また、室外機まわりの環境にも配慮が必要です。
室外機から排気される空気が跳ね返ってくると温度調節機能が正常に機能しなくなることもあります。
冷媒ガスチャージの費用
エアコン取り付け 2万円〜3万円
旧冷媒 15,000円
新冷媒 25,000円
ガスの補充は1.5万円から2.5万円が相場です。
チャージには量や設置位置、住所などによっても料金が変わってきますので、一度見積もりを立てることをオススメします。
まとめ
エアコンのガスチャージは高額になってきます。DIYでもできると他サイトではありますが高額な上失敗すると買い替えが必要になってきますので、業者に依頼してください。
保証期間であれば無料で補充できるケースもありますが8年以上経っているエアコンは買い換えた方が安く着く可能性もあります。
保証期間が過ぎていれば買い替えていただくことをオススメします。
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